お茶畑の不思議


ここでは、お茶畑を訪れて下さった方からのギモンや、農場スタッフが子どものころにしぎだなぁ?’と思っていたことについて、そのギモンを解くお話をご紹介します。

Q.なんで”カマボコ”みたいな形なの?

よくテレビなどで見るお茶の木は‘カマボコ’のようなカタチをしています。なぜ、あんなカタチなのでしょうか?

それには、お茶の葉を摘む機械の形が関係しています。

お茶を摘む機械は左の写真のような形で、二人一組でお茶を摘んでいきます。半分ずつ摘むのですが、機械の刃の部分がカーブしているので摘んだ後がカマボコのようにまぁるくなっているのです。
現在うちでは右の写真のように乗用式の茶摘機を使っています。今度は茶摘機の刃がほぼ真っ直ぐなので、お茶の木の形はカマボコ型からカステラの様な四角い形になり、茶畑風景も変わりました。
この機械だとお茶の機をまたいで一度に摘むことが出来るので、少ない人数でも広いお茶畑の茶摘みが出来るようになりました。
Q.お茶の木はなんであんなに長~いの?

お茶の木は、枝が横にものすごく伸びるから?・・ではなく、たくさんのお茶の木が集まっているからなんです。お茶の木は植えるときに、40から50センチの間隔で植えます。そのため、生長するにしたがって、木と木がくっついて、一つの長~い木のように見えるんですね。